未婚出産で後悔していること|産まなきゃよかったと思ったことはある?

未婚出産でも後悔しない!未婚の母でも偏見に負けない生き方
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未婚で子どもを出産し、未婚の母になるということは相当な覚悟が必要です。

ですから未婚の状態で子どもを出産し、その後シングルマザーになってからの生活のこと想像すると「後悔することになるのではないか?」と大きな不安に襲われてしまうことでしょう。

通常、婚姻関係にある夫婦の場合は、妊娠中や産後は旦那さんやご家族が全面的に協力してくれますが、未婚の母にはそのサポートがありません。

他にも、未婚で子どもを出産した後に未婚シングルマザーになるということは、世間の目も気になることでしょう。

特に妊娠期間中は、精神的に不安定になりがちなので未婚で出産する覚悟をしたはずなのに、後悔してしまう時期などもあるかもしれません。

私は未婚出産の経験者ですが、妊娠中はとにかく地獄でした。しかし、子どもを産む選択に関しては後悔したことは一度もありません。Twitterにいるほとんどの未婚ママさんたちも、未婚出産を後悔していないようです!

https://twitter.com/singsing_single/status/1613747047785725952

未婚出産の選択をして、後悔しそうになっているシングルマザーさんがこの記事を読んで前向きになってくれることを願います。

目次

未婚出産で後悔していること

子どもを抱きしめる母

先ほどもお伝えしましたが、私は未婚出産して後悔はしておりません。

正確にいうと、私の場合は未婚妊娠の段階ではさまざまな後悔が巡りました

  • 妊娠したら逃げるような男となぜ付き合ってしまったのだろう。
  • なんでこんなに男を見る目がなかったのだろう。
  • 未婚シングルマザーなんてもうお嫁に貰ってくれる男性はいないだろうな。
  • 幸せな家庭を築くのが夢だったのに、なんで結婚してから子どもをつくらなかったのだろう。

などなど、未婚で妊娠してしまった状態の時は非常に精神的に不安定で、マイナス思考になりがちでした。

シンママになって「子どもを産まなきゃよかった」と思ったことはある?

未婚で妊娠し、出産したシングルマザーの1人の意見としてお伝えしますが子どもを産まなきゃよかったと思ったことも一度もありません

確かにシングルマザーとして子育てをし、生活していくことは大変なことが多いです。

正直、私は子どもができるまで子どもが苦手なタイプの大人でした。しかし、実際に自分の子どもができてみると、他人の子どもでも可愛いと思えるほどの子ども好きになったのです。

子どもは、母親の生き方や価値観を変えてくれます。

そしてなによりも、母親を成長させてたくさんの喜びを与えてくれる存在なのです。

そんなかけがえのない我が子のために、これからも毎日笑って、楽しいことを一緒に味わいながら生きていきたいです!

未婚出産で後悔しないために必要な5つのこと

未婚出産で後悔しないために必要な5つのことは下記になります。

  1. 自分の気持ちと向き合う
  2. 何があっても幸せになると自分自身に誓う
  3. 子の父親に認知をしてもらう
  4. 養育費の取り決めについて話し合う
  5. 子どもとの交流について話し合う

未婚出産で後悔しないためには、大きく分けて自分自身でできること子父にしてもらうことの2つがあると感じています。

自分の気持ちと向き合う

恐らく、未婚出産をしたということは子父である男性に逃げられたり、一緒に子育てをできない理由があったということでしょう。

多くの未婚出産を経験したシングルマザーさんたちの悩みとして、下記のようなものがあげられます。

  • 妊娠してから彼氏が音信不通になった
  • 妊娠を伝えたら彼氏に「責任を取れないと言われた」
  • 子父に「養育費払う金なんてない」といわれた
  • 子父に「産むなら勝手に産めば。俺は関係ないから」と縁を切られた
  • 子どもに一度も会ってくれない

どれもこれも非常に最低な内容ですが、このように妊娠した女性とお腹の中の子どもを捨てて無責任な発言をする男性は少なくないのです。

もし、上記のような言葉を子父にいわれても、「自分がどうしたいか」は決して忘れてはいけません。

認知をして欲しいなら、認知をしてもらえるように動きましょう。

養育費を受け取りたいのなら、調停などでしっかり取り決めを行いましょう。

相手が逃げているからといって、相手の思い通りにさせる必要はありません。あなたがどうしたいかを叶えるためになにができるかをまず考えて動きましょう。

何があっても幸せになると自分自身に誓う

未婚出産を経験した数多くのシングルマザーさんたちは、心に傷を負っていることが多いです。

ですが、これから先の未来は子どもと一緒に必ず幸せになると自分自身に誓いましょう。

マイナス思考であったり、子父への恨みや不満ばかりを募らせていても幸せにはなれません。

過去のことを清算できるように自分で動き、これから先子どもと幸せになるために必要なことを実行していきましょう。

子の父親に認知をしてもらう

未婚出産の場合、子の父親に認知をしてもらわない限り法律上の親子関係が認められません。

認知(にんち)とは、法概念としては嫡出でない子(非嫡出子)について、その父又は母が血縁上の親子関係の存在を認める旨の観念の表示をすることをいう。法律上、当然には親子関係が認められない場合について、親子関係を認める効果がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

認知をしてもらわなければ養育費を請求することもできないので、あなたに不都合がない限りは子の父親には認知をしてもらった方がいいでしょう。

子どもの父親に認知をしてもらうメリット・デメリットに関しては、下記の記事に詳しく書いているので参考にしてください。

養育費の取り決めについて話し合う

養育費について話し合う

未婚出産をしたシングルマザーだとしても、子父に認知をしてもらうことで養育費を受け取ることはできます。

とはいえ、養育費の取り決めに関しては早い段階で話し合いをしていくのがベストです。

なぜなら、日本では養育費の不払いが問題となっており、父親から養育費を受け取れている母子家庭は24.3 %と非常に低い受給状況です。

参照先:厚生労働省HP「平成28年全国ひとり親世帯等調査」

子どもが産まれると、子供が経済的・社会的に自立しするまでに必要な養育費と、日々子供にかかるお金である教育費が絶対に必要です。

下記のデータは、平成23年厚生労働省の調査による子どもの数別養育費(1世帯平均月額)の状況です。

スクロールできます
総数1人2人3人4人
平成23年 母子家庭
1世帯平均月額
43,482円
( 380)
35,438円
( 210)
50,331円
( 133)
54,357円
( 28)
96,111円
( 9)
平成23年 父子家庭
1世帯平均月額
32,238円
( 21)
28,125円
( 8)
31,200円
( 10)
46,667円
( 3)
( – )
注:1) 養育費を現在も受けている又は受けたことがある世帯で、額が決まっているものに限る。
注:2) この表における( )内の数値は集計世帯数である。
出典:厚生労働省養育費の状況より引用

毎月4万円の養育費を20年間受け取ると、合計960万円の養育費を受け取れることになります。

「子父と関わりたくない。養育費調停はストレスになるから避けたい。」と思う気持ちは非常に理解できますが、シングルマザーが1人で子どもを育てながら960万円を稼ぎ出すのはかなり厳しいのが現実です。

ですから、子どもの父親には認知をしてもらい養育費を払ってもらうように話し合いをした方が将来的にも安定します。

ちなみに私の場合は、子父から養育費を受け取れるようになったことで経済的にも精神的にも余裕が生まれました。

面会交流について話し合う

子どもとの面会交流に関して話し合うことも非常に重要なことです。

面会交流に関して話し合いをしておくことで、子どもが「父親に会いたい」というようになった場合スムーズに会わせることができます。

子どもの父親が拒否するようであれば養育費同様、弁護士に依頼する必要があるでしょう。

とはいえ、弁護士に依頼するとさらにお金がかかってしまうので、状況によっては無理に父親と交流させない方がいいケースもあるでしょう。

未婚出産は母子手当がもらえない?

未婚出産だと母子手当はもらえないんじゃないの?

と思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな勘違いです

未婚出産をしたシングルマザーも、離婚後にシングルマザーになった方同様に母子手当はもらえます。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。

未婚の母になってから感じている3つのメリット

次に、私が未婚の母になってから感じている3つのメリットをお伝えしていきます。

  1. 旦那の世話をしなくていい
  2. 家事などの融通が利く
  3. 育児方針は自分の意見を優先できる

妊娠中は、大変なことばかりに目を向けていましたが子供が産まれてからは考え方が変わり、未婚シングルマザーのメリットも感じられるようになりました。

旦那の世話をしなくていい

旦那さんがいるママと話していると「旦那が育児を手伝ってくれない!」「旦那も子供も変わらない。世話するのが疲れる!」などの愚痴をきくことがあります。

旦那がいると助かる面はもちろんあるとは思いますが、育児に協力的ではない旦那さんの場合はストレスを感じてしまうこともあるようです。

ですから私の場合は、夫婦間から生れるストレスとは無縁なのでとても楽だと感じています。

家事などの融通が利く

夫婦で生活をしていても、日本の場合ですと家事を担当するのは女性の方が圧倒的に多いでしょう。

ですから、旦那さんが家事を積極的に手伝ってくれない共働き夫婦の場合、ママの負担は必然的に大きくなります。

一般的な夫婦の場合ですと、旦那さん仕事から帰ってくるまでに掃除やご飯の支度をしているのが普通ではないでしょうか。

一方のシングルマザーの場合、自分の好きなように家事をすすめることができます。

例えば疲れていて夕飯の準備が難しい時は、旦那の夕飯準備の必要もなく、好きなように子どもと外食へ行くことができます。

掃除や洗濯も自分と子どものことだけ考えていればいいので、自分のタイミングで家事を進めていけるのはメリットであると感じています。

育児方針は自分の意見を優先できる

夫婦で子育てをしている場合、育児方針や教育方針の不一致で悩んでいるというお話をよく耳にします。

お互い我の強い夫婦ですと、喧嘩になって最悪別居してしまう夫婦もいらっしゃるようです。

シングルマザーの場合は、残念ながら旦那さんに相談することはできませんが、自分が育てたいように子どもを育てていくことができます。

責任重大ではありますが、旦那と言い争うことにはならないのもシングルマザーであるメリットだといえるでしょう。

特に第一子ならば育児の経験もない状態ですから、ママにとってかなり精神的にも肉体的にも負担が大きくなるでしょう。

未婚出産の場合は、子供が0歳や1歳児のうちから保育園に入れて仕事を始める必要があるため、子供と過ごせる時間が限られてしまうデメリットがあります。

しかし、子どもが保育園に慣れてさえくれれば保育士さんたちが育児のサポートをしてくれるため、ママは精神的にも肉体的にも余裕をもって生活を送ることができるようになります。

未婚で妊娠・出産する5つのデメリット

未婚で妊娠・出産するデメリット

未婚で妊娠・出産して考えられるデメリットは下記の5つのことが思い浮かぶので、参考にしてみてください。

  1. お金の問題
  2. 仕事の問題
  3. 子育てに関する問題
  4. 親子関係に関する問題
  5. 世間からどうみられるのかの問題

私の経験を元に、それぞれのデメリットについてお伝えしていきます。

お金の問題

お金の問題は、多くのシングルマザーの頭を悩ませるものではないでしょうか。

日本では、子どもが産まれてから大学卒業までにかかるお金は2,000万円~3,000万円ほどだといわれています。

  • 教育費:1,000万円から2,500円程度
  • 養育費:1,000万円程度

先ほどお伝えしたように、日本のシングルマザーの8割は養育費を貰っていないのが現実です。

子どもにかかる全てのお金を1人で用意するのは非常に大変なので、養育費は受け取れるように話し合っておく必要があります。

下記の記事には、私が養育費を受け取るまでの体験談を書いているので参考にしてください。

仕事の問題

シングルマザーにとって、仕事選びは非常に重要です。

なぜなら、子どもが小さければ小さいほど体調を崩しやすいですし、保育園に通い始めると必ずといっていいほど風邪をうつされます。

子どもがダウンしてしまうと、母親であるあなたが看病しなければいかないので仕事を休むことになってしまいます。

そして子供を保育園に通わせる場合は、下記の条件のような仕事を選ぶ必要があるでしょう。

  • 土日休みの仕事
  • 保育園の送り迎えに間に合う勤務時間
  • 急に休んでも仕事に支障が出にくい業種や環境
  • 保育園から近い職場

とはいえ、上記のような好条件の仕事がすぐにみつかるとは限りません。

そこでおすすめしたいのは、未経験からでも始めることができる在宅ワークです。

私も実際にシングルマザーになってから在宅ワークを始めましたが、やり続けるうちにスキルが身につきました。

クラウドソーシングサイトにはさまざまなものがありますが、Craudia(クラウディア)というサイトは、主婦向けの仕事も多いのでおすすめです。

Craudia(クラウディア):https://www.craudia.com

在宅でお金を稼げるようになると、子供を保育園に預けられない日でも家で仕事をしてお金を稼ぐことが出来るので非常に助かります。

子育てに関する問題

シングルマザーは、基本的に1人で子育てをしていかなければいけません。

子どもが風邪をひいてしまった時や、緊急事態のときに家庭内に頼れる存在がいない場合は大きな不安を抱えてしまうこともあるでしょう。

子どものイヤイヤ期や、反抗期など、「叱ってくれる父親がいたらいいのに…。」と思うこともあるかもしれません。

子育てをしていく中でぶつかる問題に、1人で対処しながら生活していかなければいけないデメリットはあります。

親子関係に関する問題

未婚出産をすると、父親がいないことで「子供に寂しい気持ちにさせてしまうのではないか?」「学校で嫌な思いをさせるのではないか?」という心配を抱えてしまうこともあるでしょう。

とはいえ、ひとり親だとしてもママが子供との時間を大切にして愛情たっぷり伝えてあげることが、なによりも大切なことではないでしょうか。

むしろ2人で暮らしているので母と子の絆も深まりますし、子供は責任感がある子に育つケースが多いという話もよくききます。

良好な親子関係を築くには環境も影響するかもしれませんが、それよりも子どもの元々の性格も大きく関わってくると感じるので、あまり心配しすぎる必要はないでしょう。

世間にどうみられるかの問題

シングルマザーへの偏見は、残念ながら完全になくなることはないでしょう。

特にシングルマザーの中でも、未婚シングルマザーの場合は肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。

しかし実際は、自分から「未婚出産したシングルマザーです」と自己紹介しない限り、他人には未婚シングルマザーだということはバレません。

バレるとしたら、戸籍をみることができる市町村窓口の方々くらいです。

ですから他人に未婚シングルマザーであることは正直に話す必要はないですし、堂々と生活していく方が精神的にも安定すると感じています。

未婚の母への偏見に負けない生き方

未婚の母への偏見は、 婚姻制度を重視している日本では特に根強いのではないかと感じています。

世界をみれば、未だに一夫多妻制の国があったり、結婚せずに子どもを授かることも当たり前の国もあります。

一方の日本では結婚してから子どもを授かることが基本的な流れであり、常識だと思っている人が大勢いるのです。

日本人の考え方では、未婚の母への偏見はなかなかなくなりませんが、少しずつ理解されてきているようには思います。

  • 計画性もなく子どもを産んだだらしない女
  • 男を見る目がない女
  • 無責任に子どもを産んで子どもがかわいそう

などなど、責められたり偏見の目でみられるのは、逃げた男よりも子どもを1人でも産むと決意した女性なのです。

未婚の母であることは、他人へ正直に伝える必要はありません。

他人の目が気になるようであれば、「離婚が原因でシングルマザーになった」と伝えるといいでしょう。私も実際に、未婚シングルマザーではなく、離婚したことにしています。

子育ては、決して一人ではできません。

サポートしてくれる方に助けてもらいながら、自分自身の精神面も整えつつ子供と向き合っていくことも大切なことです。

未婚で出産しても後悔する人生になるわけではない

シングルマザーになっても幸せな女性

未婚出産には、大きな不安や心配事が付きまといますが、決して後悔する人生になるとは限りません。

私がTwitterの未婚フォロワーさんに向けて「未婚シングルマザーになってから幸せな日々を送れていますか?」と質問と他ところ、全員が「幸せです」と答えてくれました。

https://twitter.com/singsing_single/status/1526447495479382016

そもそも未婚の母は、1人で子どもを産んで育てる決意をしている時点でとても強い女性なのです!

未婚出産を決意したり、未婚の母になったあなたの苦しみと不安を解消するために、当サイトでは引き続き未婚のシングルマザーさんに向けた情報発信をしていきます。

同じ境遇で苦しんだ私だからこそ、あなたの気持ちに寄りそえると思うのです。未婚シングルマザー同士、一緒に明るくて幸せな未来を掴みましょう!

未婚出産でも後悔しない!未婚の母でも偏見に負けない生き方

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