シングルマザーは認可保育園と認可外保育園どっちがいいの?目的別に解説

シングルマザーが1人で子育てをしながら生活費を稼ぐために仕事をする上で、保育園は絶対的に必要な場所ですよね。

実家暮らしのシングルマザーで、同居している家族が子供の面倒をみてくれる場合などは、急いで子供を保育園に通わせる必要はないかもしれません。

しかし、現代ではそのような環境で子育てをしているシングルマザーは非常に少ないので、子育ても仕事も1人で頑張っていかなければなりません。

そして、シングルマザーが保育園に子ども通わせる上で問題になるのは保育料ではないでしょうか。

保育料を少しでも安くしたいのなら、『認可保育園』に子供を入園させる方をおすすめします。

今回の記事では、なぜシングルマザーが認可保育園を選ぶべきか、逆に認可外保育園どちらを選んだ方が理由なども目的別にお伝えしていきます。

目次

保育園には『認可保育園』と『認可外保育園』がある

保育園には、認可保育園認可外保育園という2つの保育施設があります。

認可保育園と認可外保育園の主な違いは下記になります。

認可保育園 認可外保育園
特徴児童福祉法の基準を満たしている保育園認可保育園以外の特色のある保育園
圓の目的保育の必要性がある家庭が対象保育の必要性がなくても保育対象になる
保育料世帯収入によって異なる
(国が定める上限の範囲内)
園によって異なる
補助金あり原則なし
保育士全員保育士または看護師資格を有する保育に従事する者は1/3以上が保育士または
看護師資格を有する場合が望ましい
保育時間午前7時頃~18時頃まで 
(園によっては延長保育が可能)
園によって異なる 
(宿泊・夜間保育が可能な園もあり)

また、企業が従業員向けに設置した企業主導型保育園も、認可外保育園に含まれます。

認可保育園を選ぶ3つのメリット

認可保育園(認可保育所)は、『児童福祉法の基準を満たしている』すなわち国の定めた基準をクリアしていることが条件です。

このことから、保育園の規模や保育士の質は、認可外保育園よりも信頼できるのでしょう。

認可保育園のメリットをまとめると下記になります。

  1. 児童福祉法の基準をクリアしている
  2. 保護者の収入によって保育料が決まる(シングルマザーだと安くなる傾向)
  3. 保育者は保育士と定められている

詳しくお伝えしていきます。

児童福祉法の基準をクリアしている

認可保育園は、これからご説明する児童福祉法の基準をクリアしていなければいけません。

児童福祉法の基準を含めた認可保育園の特徴を下記にまとめました。

職員配置基準保育士、嘱託医、調理員、栄養士
保育士の数0歳児3人につき1人
1歳、2歳児6人につき1人
3歳児20人につき1人
4歳以上児30人につき1人
設備満2歳以上の子どもを預かる:保育室、遊戯室、屋外遊戯場(園庭)、調理室、トイレの設備が必要
2歳に満たない子どもを預かる:乳児室、ほふく室、医務室の設置が必要
居室面積基準【0、1歳児を入所させる保育所】
→ 乳児室の面積:1.65㎡/人 ほふく室の面積:3.3㎡/人
【2歳以上児を入所させる保育所】
→ 保育室の面積:1.98㎡/人 遊戯室の面積:1.98㎡/人
経営の資金源国や自治体からの補助金
保育時間就労形態によって時間が定められている
保育料世帯所得によって決定される
選考基準保育指数によって計算される

特例などもあるそうですが、基本的には認可保育園は上記のことをクリアしている保育所といえます。

収入によって保育料が決まる

認可保育園は、世帯収入によって保育料が決定されます。

世帯収入以外に保育料を決める要素は下記になります。

  • 世帯所得(市民税の所得割課税額によって決まる)
  • 子どもの年齢・子供の数
  • 保育時間(標準時間・短時間)
  • 自治体によって異なる

他にも、2019年10月より幼児教育の負担軽減を図る少子化対策として「幼児教育・保育の無償化」が実施されたお陰で、認可保育園で無償化の対象になることもあります。

  • 3~5歳のすべての子ども すべての利用料
  • 0~2歳の住民税非課税世帯の子ども

保育者は保育士と定められている

認可保育園は、国の基準で「保育に従事する人全てが保育士であること」とされています。

無認可保育園の場合は、「保育士の割合は全体の3分の1」とされているので、保育士免許を取得していない方が子どもの面倒をみることになる場合もあるので、安心感を求めたい方は認可保育園を選ぶと良いでしょう。

認可保育園3つのデメリット

保護者の労働状況によっては、認可保育園にもデメリットはあります。

  1. 保育時間は11時間以内が基本
  2. 月曜~金曜までの平日預かりが基本
  3. 保育内容は「保育所保育指針」に基づいたものが基本

保育時間は11時間以内が基本

認可保育園の保育時間は、基本的に11時間以内です。

正社員でフルタイム勤務の場合などは保育時間が短くて不都合が出て来ることもあるでしょう。

例えば8時から仕事で18時に退勤する場合、保育園と職場との距離にもよりますが移動距離を含めると約11時間は子どもを保育園に預けていなければいけません。

残業が多い職場や、保育園から職場が遠い場合は時間内にお迎えにいけない問題も出て来てしまうでしょう。

日・祝日は休園日

認可保育園は、日曜日と祝日は休園です。

ですから、土日祝日に出社しなければいけない仕事の場合、認可保育園へ通わせるのは現実的に難しいでしょう。

一時保育を利用しながらなら可能ですが、余計にお金がかかってしまいます。

土曜日は地域によって預かってくれる園もあるので、直接自治体に確認してみてください。

保育所保育指針に基づいた保育内容

認可保育園の保育内容は、保育所保育指針に基づいた保育内容になります。

ですから、英語やスポーツ、芸術などに特化した保育内容を求める場合は、認可外保育園の方が魅力的かもしれません。

認可外保育園を選ぶ3つのメリット

認可外保育園は、認可保育園以外の都道府県知事等の認可を受けていない保育施設のことを指します。

認可外(無認可)であるから質が低いというわけではありませんし、運営費を補助している自治体もあります。

保護者の労働環境や育児方針によっては、認可保育園よりも子どもを預けるメリットがあるといえるのです。

  1. 保護者が働いていなくても入園させることが出来る
  2. 夜間保育や休日保育などにも対応してくれる園が多い
  3. 園によっては英語の教育やスポーツの教育、芸術の教育を重視する特殊な保育園があるので人気

詳しくみていきましょう。

保護者が働いていなくても入園が可能

認可外保育園の場合、子どもを預ける理由は問わないので保護者が働いていなくても入園が可能です。

「希望の認可保育園に落ちてしまった、とにかく子どもを保育園に預けて仕事をしなければいけない。」などの理由からも認可外保育園を選択する方はいるようです。

夜間保育や休日預かりにも対応してくれる

仕事で残業が多かったり、休日出勤をしなければならない方は、認可外保育園を利用すると良いでしょう。

認可保育園よりも預ける時間や曜日に規定がないので、生活をしている上で助かる面が多いです。

上記のツイートのように、仕事や育児で疲れたママが『土日でどうしても子どもを預けて休みたい。』というような場合でも、認可外保育園なら可能です。

こちらも園によって様々なので、まずはご自身の希望の保育園に問い合わせてみる必要があります。

独自の教育や知育に力を入れている園が多い

認可外保育園の場合、インターナショナルスクールやスポーツやアートなど、認可保育園では出来ない独自の保育内容で人気の園も多いです。

他にも、自然保育に力を入れている園もあるので、親の教育方針や育児方針に近い園があるならば預ける側のメリットは非常に大きいという考え方もあります。

認可外保育園3つのデメリット

認可外保育園の主なデメリットは下記になります。

  1. 保育料が高い
  2. 園庭がない園が多い
  3. 人気の園は入園が難しい

保育料が高い

認可外保育園の一番のデメリットは、保育料が高い点でしょう。

認可保育園の場合は世帯収入で保育料が変わりますが、認可外保育園の保育料は一律に設定されています。

他にも認可保育園ですと、第2子は半額、第3子以降は無料といった割引制度がありますが、認可外保育園にはそのような制度を取り入れている園は少ないようです。

シングルマザーのように、世帯収入が平均よりも少ない場合は認可外保育園へ通わせるとお金がかかってしまうので、デメリットが大きいと言えるでしょう。

私も金銭的な面で、認可外保育園に入れる選択肢は一切ありませんでした。

園庭がない園が多い

認可保育園は、国や自治体が定めて基準をクリアしているため、園庭の設備が保証されています。

ですが、認可外保育園の場合は国の基準をクリアしていなくても運営が可能なので、園庭がない園もあるので子どもが運動不足になってしまう可能性もゼロではないでしょう。

一方で園庭がない園でも、近所の公園で園児を遊ばせることを日常的に行っている園もあったり、様々な工夫をしながら自然の中で子どもたちを遊ばせている園もあります。

こちらも園の保育方針によるので、ご自身で調べてみましょう。

認可保育園と認可外保育園どちらが良い?

それでは、認可保育園認可外保育園どちらが良いのか、目的別にまとめていきましょう。

認可保育園がおすすめ】
・世帯収入が低い
・兄弟で入園させることを考えている
・国の基準をクリアしていて設備が整っている園に入園させたい

認可外保育園がおすすめ】
・正社員で勤務時間が長い又は勤務時間が不規則
・休日に出勤しなければならない仕事をしている
・子どもの教育に力を入れていきたい

認可保育園・認可外保育園のメリットデメリットは、生活状況や親の考え方で違うので、よく考えて直接自治体や園に確認しながら保育園選びをしていきましょう。

シングルマザーには認可保育園がおすすめ

認可保育園と認可外保育園のメリット・デメリットをご説明してきましたが、私の考えではシングルマザーの場合は認可保育園を選ぶ方が良いと感じています。

私は実際に子どもを認可保育園に預けていますが、シングルマザーで世帯収入が低いため保育料も安く済んでいます。

保育園では、栄養バランスを考えた給食も毎日食べさせてくれますし、お散歩や公園での遊びも積極的に行ってくれています。

土曜日も仕事の場合は預かってくれる園なので、デメリットは一切感じておりません。

今回ご紹介した園の特徴は、一般的なものなので参考程度に考えてみてください。

お住いの自治体や園によっては当てはまらないケースもあると思いますので、自治体や園に直接確認しながら保育園を定めていく必要があります。

保育園選びに関しては下記の記事にも詳しく書いているので、参考にして下さい。

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